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人間が成長するにつれて体細胞ができ、皮下脂肪もたまり、水分も減ってきて、そのみずみずしさも年とともに失われていきます。
成人のからだの水分量はだいたい65%ですが、これが保たれていれば、赤ちゃんの肌とまではいかなくとも、肌は生き生きとして元気です。
ですからできるだけ水分を保ち、みずみずしい肌でいるためにこそ、正しい洗顔法が必要なのです。
この洗顔法は、皮膚パラサイトを住みつかせない、清潔な素肌を作る方法でもあります。
余分なクリームなどつけなくてもしっとりしている肌。
つまり皮膚パラサイトのエサをまかなくても、ミネラルの働きで潤いのある素肌が保てるわけです。
皮膚パラサイトは生き物ですから、住みやすい環境とエサがなければ自然に少なくなっていくのです。
この章の最初でもふれたように、皮膚パラサイトは2種類いて、ちゃんと住み分けをしています。
そして頭皮や顔の毛穴にいるのがやや大きめのほうの「デモデクス・フォリキュロラム」です。
頭も皮脂の分泌が盛んな部分ですから、皮膚パラサイトなどの寄生虫が住みつきやすい場所です。
頭皮や顔にいるこの皮膚パラサイトは、毛穴の中に住みついて毛根の栄養素を横どりして生きています。
頭皮をいつも清潔に保っていればいいのですが、毛穴がアカやフケ、トリートメント剤などでふさがれると、毛穴のところの皮脂腺から出た脂は外に出られなくなって、中に回ってしまいます。
その脂は皮膚パラサイトの格好のエサになります皮膚パラサイトが毛根の部分で増えて動き回れば、毛根の細胞壁を傷つけます。
こうなると毛根はすっかり傷めつけられて、もともとの垢くらいの力であっさり抜けてしまうのです。
こういうわけで。
ほうっておくと抜け毛の原因にもなるのです。
ですからきちんと頭皮のチェックをして、顔と同様、頭皮の清潔にも気を配らなければいけません。
シャンプーは髪をきれいにするものと思われがちですが、皮膚パラサイトに対抗するために髪についている汚れをとるだけでなく、毛根の汚れ、毛穴の汚れをとりさることが必要なのです。
ここに脂や、フケや汚れがたまって詰まっていると、皮膚パラサイトの気持ちのいいすみかになってしまうからです。
